ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook レビュー

 

 ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook 

 毎日コミュニケーションズから発売中のポケモン ハートゴールド ソウルシルバーの攻略本「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook」のレビュー、紹介です。

 

  はじめに

 この攻略本は、ハートゴールド ソウルシルバーのジョウト攻略とジョウト図鑑編なので、タイトル通りその部分しか載っておらず、カントー地方の攻略や全国図鑑は別の攻略本に掲載されています。

 カントー地方の攻略や全国図鑑の攻略本は、こちらの情報を参考にして下さい。

 

 

  概要

ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook

 まず、毎日コミュニケーションズの「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook」の概要は次のようになっています。

▽ 発行:毎日コミュニケーションズ
▽ A5判/オールカラー
▽ 384ページ
▽ 788円
▽ コード ISBN 978-4-8399-3378-4
ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook(Amazon)

 

 

 

  構成

 「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook」の構成は次のようになっています。

 
▽ファイヤーレッド リーフグリーンのあらすじ:3ページ掲載
 ハートゴールド ソウルシルバーの前の話にあたるファイヤーレッド リーフグリーンのあらすじが、名場面のゲーム画面付きで簡単に紹介されています。

 
▽冒険の進め方:9ページ掲載
 街の施設の紹介やメニューの使い方などを含めた、ストーリーを進めるために必要な基本的な情報が掲載されています。

 
▽ポケモンの基本:13ページ掲載
 ポケモンとの戦い方、ポケモンの捕まえ方、ポケモンの育て方などのポケモンに関する基本的な情報がまとめて紹介されています。

 
▽目指せ!バトル名人:8ページ掲載
 ジムリーダーなどの強いトレーナーに勝つための戦略やコツ、コロシアムでの対戦のコツなどのバトルで勝つためのヒントや情報が掲載されています。

 
▽多彩な遊びに挑戦:8ページ掲載
 ユニオンルームでの遊び方、Wi-Fiひろばでの遊び方、Wi-Fiクラブでの遊び方、グローバルターミナルでの遊び方、ラジオばんぐみの楽しみ方、きねんしゃしんの紹介、ボールカプセルの紹介、アクセサリーの紹介が掲載されています。
 これらの項目はどれも攻略ではなく、遊び方などの紹介になっています。

 
▽ポケウォーカーで遊ぼう:7ページ掲載
 ポケウォーカーの基礎知識とコースの情報が掲載されています。
 コースの情報では、そのコースで出現するポケモンの種類や出現率なども掲載されています。
 ただし、他のジョウト版の攻略本でも同じですが、全国図鑑入手後に出現するコースについての情報は掲載されていません。

 
▽ジョウト地方のイラストマップ:2ページ掲載
 ジョウト地方の公式イラストマップが掲載されています。
 公式イラストマップには番号が振られ、街やどうろ、どうくつのばしょなどが記されています。
 この攻略本に載っているマップは、他に巻末付録として「ジョウト地方特大マップ」も用意されています。
 「ジョウト地方特大マップ」は、縦が約41センチ、横が約52センチもある大型マップで、表が街やどうろなどのゲーム画面をつなげて作ってあるジョウト地方の全体マップ、裏がどうくつなどの場所のゲーム画面が個別に記載されたマップになっています。

 
▽オススメ攻略ルート:4ページ掲載
 殿堂入りまでに遊べる全ての場所をくまなく回るためのお勧めのゲームの進め方がチャートで掲載されています。
 基本的に、このチャートの順番通りに進めると、全ての場所に行って殿堂入りすることが出来るようになっています。

 
▽登場人物紹介:3ページ掲載
 敵、味方の主要な登場人物が全身イラスト付きで紹介されています。

 
▽シナリオ攻略:134ページ掲載
 ジョウト地方の攻略に関する情報が掲載されています。
 街やどうろ、ダンジョンごとに登場順に掲載されており、それぞれの場所での攻略のポイントになる情報が説明されています。
 また、その場所で入手出来るものの情報、その場所で捕まえることが出来るポケモンの情報も掲載されています。
 街の場合は、その街のフレンドリィショップで買えるものの情報も掲載されています。
 また、シナリオ攻略のページの最初には、街やどうろ、ダンジョンごとの解説ページで、その場所で使うことになるひでん技が一覧でまとめられていたり、その場所の簡単な説明なども記載されています。
 そして、シナリオ攻略の最後には、カントー地方に行く前に見落としがないかチェックしておくべき項目もまとめられています。

 
▽ポケスロン攻略:13ページ掲載
 ポケスロンの攻略情報は、基本データと各競技の解説が掲載されています。
 基本データでは、ポケモンの性格によるパフォーマンスの変化のまとめ、ボンドリンクのデータ、スロンポイントでもらえる景品のデータ、データカードのデータ、ミュージアムの入室条件などが掲載されています。
 各競技の解説では、ブレイクブロック、プッシュサークル、バウンドフィールド、キャッチソーサーが半ページ、それ以外の競技が1ページで解説されていて、その競技でのコツが簡単に紹介されています。
 なお、ポケスロンにおける各ポケモンのパフォーマンスは後述のジョウト図鑑に掲載されています。

 
▽ジョウト図鑑
 ジョウト図鑑は、1ページに上下で2つポケモンが掲載されており、ジョウトの256のポケモンの情報が掲載されています。

 図鑑に掲載されている情報は、ポケモンの画像、タイプ、とくせい、のうりょく、主な出現場所・入手方法、おぼえるわざ、ポケスロンのパフォーマンス、わざを受けたときの効果です。

 ポケモンの画像はイラストではなくゲーム内のずかんの画像が掲載されています。

 ポケモンのとくせいは、とくせいの名称だけではなく、とくせいの名称とその内容が簡単に書かれてあり、そのとくせいの内容を改めて調べ直さなくても、ある程度何なのか分かるようになっています。
 なお、ポケモンのとくせいの内容は巻末のデータにも詳しくまとめられています。

 ポケモンののうりょくは6段階で表記されています。

 おぼえるわざは、「レベルアップでおぼえられるわざ」と「人から教わっておぼえられるわざ」の2つが掲載されていて、わざの効果も簡単に説明されているので、そのわざがどういうわざなのかある程度分かるようになっています。
 なお、ポケモンのわざの内容は巻末のデータにも詳しくまとめられています。

 ポケスロンのパフォーマンスは、5段階で表記されています。

 わざを受けたときの効果は、各タイプのわざを受けたときの効果のまとめで、○が記載されているなら2倍ダメージを受けるなどが各ポケモンごとに掲載されてあり、そのポケモンの強みや弱点がすぐに分かるようになっています。
 なお、わざを受けたときの効果は巻末のポケモンのタイプの表から導き出すことも出来ますが、ずかんのページにそれぞれのポケモンごとに掲載されているのは、4社のジョウトずかん編の攻略本のうちこの攻略本だけになっています。

 
▽データ編
 データ編では、次のデータが一覧表で掲載されています。

・ バトルわざリスト
 467種類のわざの解説があいうえお順で掲載されています。

・ どうぐリスト
 どうぐの効果と殿堂入りまでの間に入手する主な方法が掲載されています。
 掲載は、ゲーム内のバッグでの分け方別になっています。

・ きのみリスト

・ シールリスト

・ リボンリスト

・ アクセサリーリスト

・ はいけいリスト

・ とくせいリスト

・ ものひろいリスト

・ こせいリスト

・ せいかくリスト

・ わざタイプ相性表
 わざタイプ相性表は、攻撃するわざのタイプと攻撃を受けるポケモンのタイプの相性をまとめた表です。
 ポケモンのタイプが2つある場合についても別に表になっており、別に表が掲載されているのは4社のジョウトずかん編の攻略本のうちこの攻略本だけになっています

 
▽索引
 この攻略本の索引としては次の2つのものがあります。

 街の名前、どうろの名前、主要な登場人物、主要なアイテム、主要なシステムなどを探せる総合索引が最後の方に掲載されています。
 
 ジョウトずかんの50音索引が最後の方に掲載されています。

 

 

  おわりに

 「ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook」は、約400ページで、厚さは3cm弱あります。

 この攻略本の一番の特徴は、付録のジョウト地方の特大マップで、本から切り取って手元に置いておけば、移動に迷うこともなく、また全体像も見渡せるので、地形や地理の把握があまり得意ではないならば非常に便利だと思います。

 また、ジョウトずかんにわざを受けたときの効果が個別に掲載されているので、わざの相性を覚えていない場合は便利に使用出来ると思います。

 この攻略本は、ページの端の構成ごとの色分けや、漢字への振り仮名など、必要なところもキチンとあるので万人が読みやすい攻略本になっていると思います。

 
 ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ジョウトシナリオクリアBook(Amazon)

 

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